【完全版】現代文ができない、解けない人は、まずこれを読めばまだ間に合う!現代文の解き方①現代文の本質と準備編

 

こんにちは。

 

あなたは今、

現代文ができない…

点数がなかなか伸びない…

点数にムラがある…。

そのようにお悩みですか?

 

 

この記事では、現代文で思うように点数が取れない人に向けて、現代文という科目の解き方やパターンなどを解説しています。

 

 

おそらく、この記事を読めば現代文の捉え方がガラリと変わるはずです。

 

そしてこの記事を読んだあなたは、もうすでにまわりのライバルよりも一歩上回っているのです。

なぜなら、現代文はなぜかちゃんと勉強しないまま試験を迎える人が圧倒的に多いのが現状だからです。

 

そして現代文は数学や理科、英語ほどの時間をかけなくても、コツさえ掴めばあっという間に得意科目となり、あなたの強みになります。

 

まだ全然間に合います!

 

 

それでは、今からこの記事を読んで現代文を得意科目にしましょう!

このチェックボックスで一つでも当てはまった方は、是非この記事を読んでみてください!

 

 

□現代文は感覚で解いている

□現代文の点数が安定しない

□高得点取れる時もあるが、低い時もある

□自分は理系脳だから国語はムリ

□国語はもう諦めている

□小説に苦手意識がある

□評論の文章が何言ってるか意味不明

 

 

現代文の考え方

 

では始めましょう。

 

まず、現代文の本質をお示しします。
以下の問題をちょっと解いてみてください。

 

 

本文:地球は近年凄まじい勢いで温暖化が進んでいます。また、多くの動物たちが絶滅の危機に瀕しています。

以下の選択肢から適切なものを選びなさい。

①動物の絶滅は地球温暖化が原因だと考えられる。

②地球温暖化は止める必要があると言える。

③動物の絶滅は地球にとってよくないことである。

④地球が温暖化を始めたのは近年になってからである。

 

 

さあ、何番を選択しましたか?

 

答えは、「なし」です。
選べって言っといてなしはダメだろ!と思いますよね(笑)すみません。

 

許してください。( ´△`) でも、答えはないんです。

なぜだかわかりますか?

 

それは、どれも本文に書かれていないからです。

これが現代文の本質です。

 

本文に書かれていないことは、決して正解にはなりません。

 

①地球温暖化と絶滅の因果関係は書かれていないから×。
②地球温暖化を止めなければいけないというような趣旨の文章はないから×。
③絶滅はよくないとは文章に書いてないから×。
④ただ「急速に近年温暖化が進んでいる」としか書いていない。昔は温暖化がなかったなどとは書いていないから×。

 

現代文はこのように解きます。②、③は常識的な感覚で解けば、温暖化は止めなければいけないし絶滅はよくないことだけれど、本文に書いてなければ、それは正しくありません。

 

本文にないというのは、筆者の意見ではない、と言うことです。
もし、例えば筆者が「温暖化が地球にいい影響を与えている」と言う研究をしている人だったら、②は筆者からすると×ですよね。

 

現代文は、筆者の意見が全て、本文が全てなのです。
そこに読み手の主観が混じる余地はありません。僕は温暖化がいけないと思うから、②は正解。などとしてはいけないのです。

 

現代文は、主観や感覚で解いた途端、問題に引っかかって誤答するように作られています。

 

おそらく点数が安定しない人は、筆者の意見と本文意外に、なんとなくや感覚、主観がまじってしまっているのです。そしてたまたま正解したときは点数が高いが、問題に引っかかったときは大ゴケする。

 

これが現代文の本質です。

本文に書いてること、筆者の意見が全て!

主観や感覚で選ばない!

 

現代文は、まず本質を知らなければなりません。本質を知らないまま解いても、全く点数が取れなかったり点数が伸びないのは当たり前です。

 

現代文の本質について詳しく解説した、とてもおすすめの一冊がありますので、興味のある方は読んでみてください。ちなみに、僕は徹底的にこれを読み込むことで結果的にセンター現代文でほぼ満点をとりました(単語問題を一問間違えて満点逃しです^^;)。

 

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現代文を解くために必要なこと

 

現代文の本質がわかったところで、まず現代文の練習をする準備をしましょう。

 

漢字と語彙力

 

これらは、英語を解く際の英単語に相当しますが、実は英単語ほどは重要ではありません。

 

授業で教科書や過去問を解く上で出てきた漢字、語彙をその都度しっかりと覚えていけば、マークの一次試験レベルの場合は80%くらいは対応できます。

しかし、ここはしっかり意識して、必ず授業や過去問の漢字語彙を自分のものにしてください。

 

 

英語は単語を知らないと全く理解できませんが、現代文の文章を書く評論家や小説家は、できるだけ他人に伝わるような日本語を使って文章を書こうとします。ですから、あるていどは必ず読めます。現代文を勉強するときに、英語を勉強するほどの時間は必要ない理由の一つです。

 

 

しかし、語彙と漢字ができるほど現代文が理解しやすくなるのは事実です。よく、本を読めば現代文ができるようになると聞きますが、あれは読解力と言うよりはこの「漢字力」と「語彙力」がつくからです。

 

例えば、もし読めない漢字が出てきてその文章の意味がわからなければ問題の解きようがありませんね。また、語彙力も同じです。意味があやふやでは理解が進みません。それに加え、語彙力は記述試験などの際に武器になります。

 

例えば、

AとBの関係はどんな関係ですか。5文字以内で答えなさい。

という問題があったとき、

AはBの原因となっている関係 とかけば文字数オーバーですが、

「因果関係」という言葉を知っていれば、この問題はクリアです。

 

 

他にも長い記述をする際にも、語彙力によって短い言葉に言い換える力は役に立ちます。

 

話を戻しますが、もし漢字と語彙が心配な方は参考書で勉強するのもお勧めです。

 

こちらがお勧めです。頻出の難しい漢字や単語はほぼカバーできます。

 

 

読解の準備

 

さて、読解の準備に入っていきましょう。

 

 

現代文の「読解力」というのは一体なんなのでしょうか。

文章を読んだときに理解する力だと思いますか?

 

もちろんその通りですが、では読解力は人それぞれの才能や感性やセンスによって差がつくものだと思いますか?

 

趣味で小説などを読む上では確かにそうかもしれません。
しかし、現代文においての「読解」は決してセンスではありません

 

センスは一切必要ありません。もっというなら、例えセンスがめちゃくちゃあったとしても、決してセンスで解いてはいけません。センスで解くと引っかかって誤答するように出来ています。

 

では現代文においての読解力とはなんなのかというと、簡単にいうとパズルのようなものです。パターンを覚えてしまえば、そのパターンに当てはめていくだけです。自分の主観に頼らず、パターンから読み取れることだけを正解とします。

 

パターンとはなんなのか?

例えばこのようなシチュエーションを考えてみてください。

 

 

あなたは昨日、友達に勧められて前からいきたかったカフェに昨日いきました。しかし、そのカフェは残念ながら昨日は休店日で、入ることができませんでした。

 

 

そのことを友達に伝えるとき、なんと言いますか?

 

昨日せっかくあのカフェ行ったんだけど、休店日だったんだよねー。

 

みたいな感じで言いますよね?この文章の中であなたが最も言いたいことは、もちろん「休店日だった」というところですよね。

 

そこで注目して欲しいのが、「だけど」という逆接です。

 

休店日だった、残念!という気持ちを伝えたいとき、
『昨日カフェにいって、休店日だった。』
と言わずに、
『昨日カフェに行った「けど」、休店日だった。』
というふうに逆接を使います。

 

他にも、例えば議論していて自分の意見を伝えたいとき、

『君はそんなこと言う「けど」、僕はこう思う。』

これも逆接の後ろに最も伝えたい自分の意見があります。

 

人は、何か主張したいこと、伝えたいことがあった場合、逆接を使って伝えたいことを逆接の後ろの部分に置く、ということが多いのです。

 

これはそのまま現代文の筆者にも言えることで、「逆接があったらその後ろの部分に筆者の意見が現れる」というパターンが出来上がるのです。このパターンを使えば、逆接の後には重要な部分が来るんだろうな、と予想できます。

 

こうして、このような数あるパターンを文中から見つけ出して、筆者の意見や本文の内容を理解していくのが現代文の「読解」なのです。

 

つまり、パターンさえ覚えてしまえばあとは当てはめていくだけです。

 

こうして、主観と感覚が混じることのない客観的な回答ができるのです。

 

学校で習った漢字と語彙は完璧に!

読解は「パターン」を見つけるだけ

 

現代文の本質と準備編のまとめ

 

ここまで読んでいただけた方で、現代文に対する考え方がガラリと変わった方もいるのではないでしょうか?

 

現代文は、このようにパターンを習得してしまえば、読解のセンスなどなくても解ける科目なのです。

 

確かに練習は必要ですが、練習で問題を解いて答え合わせをする際に、合っていても間違っていても、解説に書いてある解き方の思考回路と、自分が実際に解いた思考回路を比較して、間違っている思考はないか、自分の思考回路は正しかったかをしっかり確認して演習していけば、知らない間に現代文の本質に基づいた客観的な思考が身についています。

 

それではこの回はここまでにします。以下にこの記事で書いたことを全てまとめましたので、復習してからページを閉じてくださいね!

 

本文に書いてること、筆者の意見が全て!

主観や感覚で選ばない!

学校で習った漢字と語彙は完璧に!

読解は「パターン」を見つけるだけ

正解・不正解にかかわらず、自分の思考経路と解説の思考経路を比較せよ!

現代文に読解のセンスは必要ない!

 

ここで、私が使った参考書を紹介します!!

 

私は、これを徹底的にやり込んだ結果、センター現代文がものの一瞬で満点レベルになりました。

 

徹底的に解説を読んでやりこんでください!!

 

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センター試験用のものもかなり役立ちます!!本質は変わりません。両方やってもいいかもしれません。

 

 

 

 

続きの②実践編は、追って公開いたします。

 

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